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奈良公園周辺の観光スポット


奈良公園の周辺は魅力的な観光スポットが多数あります。奈良公園自体も観光スポットとして人気が高いです。


特に海外からの観光客には、鹿と間近に触れ合うことができる場所として、とても有名になっており、鹿と戯れたいという人がそれだけの理由のために奈良公園に訪れることもあるようです。

■ 東大寺


世界遺産である東大寺は奈良県奈良市雑司町にある華厳宗大本山の寺院になり、天平13年(741年)に創建されました。金光明四天王護国之寺ともいいます。


8世紀は奈良時代に聖武天皇が国力を尽くし建立し、奈良の大仏として有名な盧舎那仏(るしゃなぶつ)があり、この現存の仏像の大きさは高さ:約14.7m 基壇の周囲:約70mとなっています。


南大門や大仏殿なども国宝建造物として地域の人に大切に守られてきた他、昨今では沢山の外国人観光客も訪れるとても人気のスポットとなっています。


■ 春日大社

世界遺産の春日大社は奈良県奈良市春日野町にあり、神護景雲2年(768年)に創建されました。


御祭神として総称して春日神と呼ばれ藤原氏の氏神である、武甕槌命(タケミカヅチのミコト)経津主命(フツヌシノカミノミコト)天兒屋根命(アメノコヤネノミコト)比売神(ヒメガミ)がお奉りされています。


回廊を周り境内を巡る事ができ、大杉や珍しい七種寄木というイスノキ・ヤマサクラ・ツバキ・ナンテン・ニワトコ・フジ・カエデが共生する木を間近で見る事ができます。


美しい青空の日にはより緑の木々の中に朱色の社が生え、外国人観光客にはとても人気のスポットとなっています。


■ 奈良公園

公園の周辺を東大寺と春日大社と奈良国立博物館に囲まれた中心に奈良公園があります。


約1300年前に飛鳥藤原宮から平城京に遷都してから山城国長岡に移るまでの74年間、平城宮は国政を司りましたがその頃よりこの場所にあったようです。


奈良公園としては明治13年に正式に開園し、大部分が国有地ですが奈良県が無償で借用して管理している公園で、総面積は502ヘクタールの広大な公園になっています。


奈良公園や周辺には野生の鹿が生息し国の天然記念物に指定されており、鹿せんべいで餌を与える事ができるので鹿と身近に触れ合える事から観光客にもマスコット的な存在として人気になっており、観光の合間にホッと一息つける憩いの場所の一つになっています。

■ 猿沢池

奈良公園にある周囲360mの池で、興福寺の五重塔が付近の木々と共に池に映り込む姿はとても美しく、奈良公園ではぜひ見ておきたい場所の一つになります。


この猿沢池には七不思議というものがあるそうで、「・澄まず・濁らず・出ず・入らず・蛙はわかず・藻は生えず・魚が七分に水三分」というものがあり、澄む事もないけれど濁る事もなし、水が入る事もないけれど水がでる事もなしに一定量の水量である。亀は沢山いるのになぜか蛙はいない。


なぜが藻が生えない。池に魚が放たれるが増える事もなく、放たれる魚の量を考えると池の水よりも魚の方が多いと、こうした七不思議があるようで、近くに行った際にはぜひ自分の目で見ていただきたい場所の一つになります。


■ 奈良国立博物館

明治28年に帝国奈良博物館として開館し、全史として奈良博覧会があり明治7年に官民合同の奈良博覧会会社が設立され、明治8年に第一回奈良博覧会が開催されました。


その流れを汲んでおり、現在でも様々な国宝や正倉院の宝物などを展示し市民や観光客が見て回る事ができます。


彫刻・絵画・書跡・工芸・考古・古代中国青銅器などが収蔵されており、その時々により展示内容は変わり正倉院展の際には大変な行列ができるなど、奈良県だけでなく他の都道府県の人々からも人気の高い博物館となっています。


奈良公園や様々な神社仏閣のすぐそばにあるので奈良観光の合間に、ここを訪れる観光客も多く人気スポットとなっています。